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レトロで異国に迷い込んだような街並み。浜松市南区にある卸本町を散歩してきました。


浜松市南区にある卸本町を知っている方はいらっしゃいますでしょうか。

最近ではライフスタイルマーケットDOUBLE(ドゥブル)の企画展の会場として利用されたりして、遊びに行かれたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、長屋のビル群と真っ直ぐな道をドライブすると突然異国の地へと足を踏み入れた気分がしてプチ旅行をした気分になれます。


浜松市をはじめ、元々繊維業が盛んだった遠州地区。

1970年代頃まで地域を支える主な産業でしたが、80年代頃から急速に冷え込み今ではかなり縮小されています。

好景気だった当時、繊維を中心とする卸商の事業者が市街地では手狭となった市中心市街地の問屋街から郊外への集団移転を行い、今の卸本町の形になったそうです。



今では繊維産業が廃れてしまい、また(浜松市に限ったことではありませんが)海沿いの地域は震災の心配から人口が少なくなっているため、シャッターを降ろしているお店も多く、平日では人通りもそれほど多くはないですが、この風景に魅力を感じてか新しいお店もいくつか出来ていて、新旧の文化が混在した不思議な街並みを形成しています。



今回は卸本町に遊びにいく用事があったので、少しだけ散歩してみました。


まずはビジネスホテル『ビジテルほんまち』探検。

ビジテルほんまちは残念なことに2020年12月に閉館してしまったのですが、ビルの中には営業されている店舗さんもいらっしゃいます。

まずはビル2階にある喫茶レストラン『ボルドー』へ。

同ビルの2階で細々と営業されているボルドーは昭和レトロな店内が味わい深く、接客してくれたおばあちゃんの優しさに触れられる良いお店でした。



そして新しく同ビルの1Fに移転されたばかりのランドセルのメーカー『ことゆく社』さん。

子育て中のお母さんが子供のランドセルに対して「重い!」「荷物が入らない!!」と疑問を持ち、自分たちで本当に子供達に使わせてあげたいランドセルを作ってみよう!と起業したそう。

ちなみに編集長タテイシの娘もこちらのランドセルを購入しました。軽さにビックリです。



そしてご飯屋さん『デリシャスキッチン』へ。

可愛らしい外観とはうらはらに、ボリューミーなご飯を食べれるお店です。

個性的な店内ですが、元々ガレージだったのを今のお店に作り替えたとのことです。

ご飯も美味しいですよ〜。お試しあれ。


そうこうしているうちに、時間が来てしまい今回の散歩は終了。

どうでしょう。

異国に旅行したような、もしくはタイムスリップしたような風景を感じていただけたのではないでしょうか。

散歩するも良し、食事をするも良し。浜松駅から車で15分程度で着くので、遊びに行ってみてください。


面白い浜松はまだまだある。

卸本町散歩、みなさんもいかがですか?

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